すぐに頬を緩めて目を細める。



「……ねこ?」



そう言うと眉を少し寄せて恥ずかしそうに俺の手から離れる。



……言わなきゃ良かった。



「……あのね、柊夏くん」



なぁに、朱那。



何を言おうとしてるか、なんとなくわかるよ。