「…さすが朱那ちゃん、頼もしい」



ううん、本当は甘えたいし毎日通話だってしたいよ。




「朱那ちゃんみたいに強くならないと!」




ううん、本当はすごい寂しがり屋で泣いちゃう夜もあるよ。



「ありがとう、朱那ちゃん」



気づいて。



「うん」



私はにっこりと微笑むんだ。