信じることの大切はわかってるつもりだ。



ねえ、花音あんたはやっぱり強い子だよ。



私の誇りだよ。



無性に泣きそうになって、玲於くんに会いたくなった。



その足で玲於くんのもとへ向かおう。



そう思って、私も走り出す。