「報連相!!」



叫ぶ私に花音はくしゃっと泣きそうな顔で笑った。



「うん!」



走り出すたくましい華奢な背中。



私たちはまだまだ未熟で不安だらけで不完全。



気持ちは揺らぐし壊れるし確かなんてないけど。