音瀬「綺麗!」 

一番高い展望台からの景色は海に木に空。

やっぱり、先程ミナが座り込んだ場とは違った最高のロケーション。

音瀬「やっほー」

海に向かってやまびこのように叫ぶミナ。


斗亜は楽しそうに景色を1秒ごとに撮影する。

斗亜「お、良い波!」

なんて言いながらもう数十枚撮っただろう。



そんな斗亜に飽きたのか、ミナは斗亜の後ろから外カメラだったのを内カメラに変えた。


そしたら斗亜はまんまとひっかかり、流れ作業のように押すシャッターをタップしてツーショットが撮れた。

背景は灯台の白だけ、だけど。


斗亜「あ、ちょ」

やってやったぜ!というように笑うミナ。