「かぁ~ちゃん~」

ドアのほうから声がした。

「もうっ!!悠馬(ゆうま)!!!学校では先生と呼んでッ!
・・・あ、由梨ちゃんは、教室に戻ってていいわよ。」
お母さんが薬品を取り出しながら言った。

「じゃぁ・・・舞妓。待ってるね。」
「うんっ」



「で・・・?!悠馬は何の用?」