「あたしも言いたくなかった…でも苦しいの。身体を重ねる度に苦しかった…」


涙が頬を伝う。



『じゃ、これで終わり?』


タバコに火をつけながら瑞希が言う。



「うん。終わりにしたい…」


『わかった。』



そう言って部屋を出てく瑞希の後ろ姿に



「サヨナラ。」とつぶやいた。