しかも何回かは輝月に彼氏を紹介している。

輝月は口では、

「あーちゃん、マジで(彼氏が)途切れないからな…」

と笑っていたが、心は泣いていた…。

それでも健気に星を思い続け、高校を卒業した先月、輝月は勇気を出して星に告白をした。

星は、

「え…、急に言われても…。
輝月は弟のようなもんだし」

戸惑っていた。
それでもめげずにアプローチを続けた結果、

「…わかった。
付き合おう?」

根負けしたらしく、星は苦笑いをして輝月を受け入れた‐。