‐翌週月曜日

カナは星(あかり)の顔を見て、

「ヤッたな?」

ニンマリと笑った。

「肌がツヤツヤしてる。
愛されてますな~…」

「変態オヤジか…」

星はため息をつく。

「で、どうでした?
年下とのアレは」

星は昨晩の事を思い出し、頬を染めた。

「小さい時とは全然違うサイズで、その…初めての割には良かった、かな」

あまりに正直に星が答えるので、今度はカナがつられて赤くなる。

「ヤバい、わたしも久々にしたくなったじゃ~ん…」

「欲求不満?」

「うちらは枯れてるからね」

カナには付き合って5年になる彼氏がいる。

「レス?」

「聞くな!」

「あたしにだけ聞いてずる~い」

仕事もせず、そんな話ばかりしているものだから、上司に大袈裟な咳払いをされ、2人は慌てて仕事を始めた‐。