ある眠れない日、私はいつもより早くベッドに入った。

「よし、今日は藤木さんに頼らない・・・!」

目を瞑《つぶ》った。


不思議なものでちゃんとぐっすり眠れた。


朝になり、カーテンを開ける。

それでも、どこか物足りなくて。