『プツン』 なにかが切れた音がした。 イライラする。 苦しい。 息ができない。 力任せに、綾の手を引っ張ってしまう。 自分で自分の制御が出来ていないのが、わかる。 でもどうしようもなかった。 空き教室につれていき、綾を壁に押し付ける。 、、、やっと、俺だけが視界に写った。 安堵と共に、いまだ俺の鼻を掠めてくるシトラスの香りに胸を締め付けられながら 綾とちゃんと話をしようと決意した。 圭side~END~