は…?
ちょっ─……




「ぽん!!」




そう言った蜜希の声に合わせて俺はとっさにパーを出していた




「えぇーー…お前いっつもチョキだす癖に!!!」




そう言った蜜希の右手をみるとグーを出していた




勝った…?




「しゃーねぇなぁ…まぁ,丁度昼飯だし‥唯ちゃんもいかねぇ?」




「えっ…うん。行く,葉月は?」




木にもたれていた唯ちゃんは立ち上がり葉月の方を向いた




「あー…,行きたいけど,亮行かないの?」




葉月は俺の方を向いてまるで来てほしいというような目で見てきた




「俺,パス。」




ごめん…
嫌いな訳じゃないけど,光にはあまり出たくない…




「梢は…?」