「亮,ご飯出来てるわよ?」



リビングに入ると,俺のご飯がいい匂いをして置かれてあった



「先,顔洗うわ…」



俺は食べる前にタオルが置かれている棚に足を進め,青色のタオルを取った



そして洗面所に向かい,ようやくぱっちりと目が覚めるときがきた。



まずは,顔にぱしゃんと一気に水をかける。



そして,ちゃんと洗えたらコンタクトのケースを取り出した。




これを入れないと,本当の俺じゃないから…



一気に変わる世界。



ぼやけていた視界が一気にリアルになる瞬間



そして,鏡とにらめっこ。



俺は必死で寝癖と格闘する。



片手にくし,もう片手にワックスを持ち必死に身なりを整える



今日はこれぐらいでいっか…



俺はレンズケースとワックスを直しもう一度リビングにもどろうとすると
また僕のポケットの中が光り出した



それと同時に震える携帯



今度は誰だよ…?