殺す………?



俺が─……?




殺したの──…?




俺は目の前が真っ暗になり,そして感覚がなくなっていった










───…目を開けると俺は少し硬いベッドの上にいた





「亮兄ちゃん……!」





そう言って俺の方に向かってきたのは目を赤くした芽衣の姿だった





何だ…?何がどうなって─……?





「亮…!大丈夫なの?」




「えっ……?」




次々と部屋に入って来たのは俺の家族だった





晴弥に芽衣に祐莉…それにお母さんまで




一体何がどうなってんだ…?