「別に……。」



いちいち考えたくねぇー…




大体…あの人なんていう名前だったっけ?



まぁ,どうでもいいか…




俺はその辺に置いてあるおつまみをつまみながら言った




「なぁ!!お前もっと何かないのかよ?可愛かったとか!?」




「ねぇよ…」




「名前は…?」




「忘れた。」




芳輝のウーロン茶を片手に適当に話を合わしていく





何で覚えてもない奴の話しなきゃいけねぇんだよ…




正直うっとうしい芳輝の質問に俺は席を立った




「俺,トイレ行くわ…」




立った瞬間俺を襲う立ちくらみと太陽…



さっきまで影に入っていた俺の体はまた直射日光に当たり始めた