俺と芳輝は会計を終え,コンビニを出ようとした時だった



前から俺の知ってる奴等が歩いてくる



もしかして,あいつ等って……



「よぉ!亮久しぶりじゃん!!」



やっぱり─……。



そう言って俺の目の前に現れたのは中学での親友龍(リュウ)だった



他にも,龍の後ろには修耶(シュウヤ)や秦(シン)に龍の彼女までいた。



「なんでお前等まで─……」



俺がコンビニの扉の前で固まって聞くと



「芳輝から連絡あったからな。何で俺に連絡しねぇーんだよ亮?」



ヤクザみたいな格好をして俺を見下ろす龍…



お前が来ると,またややこしくなんだろ…




俺は後ろを向き,芳輝にガンを飛ばした




「まぁ,大勢の方が楽しいって!!なっ!?」



必死で俺を納得させようとする芳輝は少し声が震えていた




はぁ─……
何でこうなるんだよ・・。