30分くらいずっと歩き続けて,ようやくコンビニが見てきた



「あっ!!亮ー!」



俺が見えたのか,芳輝に呼ばれた



俺は,赤になっている信号が青になるのをひたすら待ちながら芳輝の方を向いて芳輝の姿を確認した。



小柄な体…
いつものつんつんの髪の毛
爽やかな笑顔。



全てが可愛らしい芳輝が駐車場に立っていた。




本当に小さい体…。
何であんなに成長しねぇーんだろ…?



俺はそんな事を考えながら信号を待っていた。




やっと赤から青に変わる信号…。



俺はちょっと小走りになりながら芳輝と合流した。




「亮!久しぶり。お前からの誘いなんて珍しいよなー!?」



コンビニに入っていこうとする俺に芳輝がちょこちょこついて来ながら言った




「おう…。急に悪い…。」



目の前にあるアップルパンとメロンパンどっちを買おーか悩みながら言った




「んで!?教室入れないってどーいう意味なんだよ?」