朝から疑問ばかりで頭が痛くなりそうだ…





俺はリビングに入りお母さんに挨拶した





また朝から酒臭いリビング。
何本飲んでんだってぐらい赤い顔の祐莉





俺はとりあえず,自分の席に座り机の上にある食パンにジャムを塗っていった






それと同時にリビングを見回すがやっぱり芽衣の姿がない






「芽衣は?」





別に誰に言うのでもなく,ただ声をあげると祐莉が変な声で返してくれた







「ソラの散歩ぉー」






「1人で?」






そう言って祐莉を見ると,祐莉はコクンと頷いた。





「えぇぇーーー!!!」




急に大きい声がリビングに響いた。
俺達の会話を聞いていたのか,一番驚いたのは俺ではなくお母さんだった