蜜希の家はお父さんが厳しく,遅刻などはとてもじゃないけど出来ないらしい…





そんな蜜希がサボるなんて珍しい…





俺は急いで喫茶店に行き扉を開いた




茶色でまとめられていて,ドアを開けるとカラカラと鈴の音が鳴る可愛いらしい感じのお店だ





「いらっしゃいませ」





白黒の服を着たウエイトレスさんみたいな人が俺に営業スマイルを向ける





俺はそんなのを無視して店内を見渡し蜜希を探した





……!




俺は蜜希のいる場所までちょっと小走りで走って行き声をかけた





「蜜希?」




蜜希は下を向いていて携帯をいじっていた





「あっ…亮─…。」




俺の声で存在に気づいたのか蜜希は俺の方を向いて言った