『俺のクラスの中で1番可愛いっていうあの山岡だぞ!?山岡 葉月(ハヅキ)!!
 お前…まじ知らねぇーの・?』



何回言わせんだよ…



「まじで知らねぇーって。」



俺は携帯の時計を見てまたすぐに携帯をポケットに入れた



『五大美女の中でも2番目の可愛さだぜ…?あの,日暮日向に似てるってゆー顔の!!』



日暮日向(ヒグラシ ヒナタ)…



あの,この頃よくテレビに出てるっていう女優か…
まぁ,俺は1回ぐらいしか見たことないけど
今やたらと人気があるらしくて,蜜希も好きだとか言ってたっけ…




「ふーん。ってか,俺教室行けないんなら帰るわ…」




そんな可愛くて人気なんだったら,騒がれる可能性大…。
そんな面倒くさいことやってらんねぇー…




俺は門の方に足を向けて蜜希を見た




『はぁ!?まじあり得ねぇー。何であんなに可愛い子なのに…もったいねー…』




可愛い子だから余計にだるいんだよ…
もう,これ以上騒がれるのはごめんだ…



「じゃあな,蜜希。もうこんな面倒くさいことすんなよ。」



って言っても,どうせまたするだろうけど…




俺は門の方に向かって歩いていきまた携帯を出した。