急いで病院まで走る…




ハァ…ハァ…




この頃運動してないせいか,息切れが激しい…





中2の時なんて10キロ走っても息切れなんて全くしなかったのに…




〔清凌総合病院〕




やっとの事で病院の看板が見えてきた




俺はさっきよりも速さを増して走り一気に自動ドアを通過して行った





朝だからか,いつもより人の少ない病院。





俺は受付に行かずに,ある人のもとに急いで行った





探しているとその人は奥の廊下から歩いてきた




俺が倒れた時も俺の事を見てくれた





倉間 祐希先生…





「…っ!お兄さん!!」