分かってる


これがいけないことで

今のままじゃ幸せになれないことも

このままだと罰があたるってことも


全部全部、分かってるけど… 無理なの

もう、君がいない世界では生きていけない


私に優しくしないで

好きなんて言わないで

不安定にそういう度

私を安心させるためってかけてくれる言葉が好き


だめだって気づいてるのに

君が微笑んで『大丈夫』って言うから

本当に大丈夫な気がしてくるの


そんな君は、きっと最低で

彼女がいることを知ってもすがる私はもっと最低だ


だけど、後戻りなんてできないよ。


だから今日も私は

君が与えてくる甘ったるくて

ちょっとだけ苦さを含んだ毒みたいな想いを

少しの罪悪感を感じながら喰らうんだ