「依子は?」
「私?私は広告代理店でグラフィックデザイナーの仕事してる」
「へぇー、すごいじゃん」
「すごくなんかないよ...小さな会社だから
お給料も少ないし。
まあ昔から絵を描くことが好きだったから
仕事自体は楽しいけど...」
ふ~んとサキイカを摘まむ大地は
私の話なんて別に興味ないくせに...
「バカにしてる?」
「なんで?
俺は今の仕事はただ単に給料良さそうだったから選んだだけで、好きなこと仕事にしてる依子が羨ましい」
さっきまで散々バカにしてきたくせに
いきなり誉められると照れ臭くなる。
私はすでに3本目のビールのタブを開けると
「大地はどんな女の子がタイプなの?」
照れ隠しに話題を変える。
「気になるの?」
からかいの目でこちらを見つめる大地は
すでに2本目の酎ハイを飲んでいる。
こいつかなり酔ってるな...
「全く興味はないけど、まあ話題として?」
「可愛くないなー。
そこで気になるって言ったら少しは可愛げあるのにね」
「すいませんねー可愛げがない女で」
「好きなタイプか...
取り敢えず、顔が可愛くておしとやかで
料理が出来て甘え上手な女らしい子かな」
「私と正反対ね」
「ハハッだな!依子は?」
「私はそうね...
年上で包容力があって優しくて
家事が出来なくても俺がするからいいよって
言ってくれる大人の男」
「俺と正反対だな」
「そうね。」
そんな都合の良い男いるわけないと
大地はムスッとした顔で酎ハイを一気に飲み干す。
「私?私は広告代理店でグラフィックデザイナーの仕事してる」
「へぇー、すごいじゃん」
「すごくなんかないよ...小さな会社だから
お給料も少ないし。
まあ昔から絵を描くことが好きだったから
仕事自体は楽しいけど...」
ふ~んとサキイカを摘まむ大地は
私の話なんて別に興味ないくせに...
「バカにしてる?」
「なんで?
俺は今の仕事はただ単に給料良さそうだったから選んだだけで、好きなこと仕事にしてる依子が羨ましい」
さっきまで散々バカにしてきたくせに
いきなり誉められると照れ臭くなる。
私はすでに3本目のビールのタブを開けると
「大地はどんな女の子がタイプなの?」
照れ隠しに話題を変える。
「気になるの?」
からかいの目でこちらを見つめる大地は
すでに2本目の酎ハイを飲んでいる。
こいつかなり酔ってるな...
「全く興味はないけど、まあ話題として?」
「可愛くないなー。
そこで気になるって言ったら少しは可愛げあるのにね」
「すいませんねー可愛げがない女で」
「好きなタイプか...
取り敢えず、顔が可愛くておしとやかで
料理が出来て甘え上手な女らしい子かな」
「私と正反対ね」
「ハハッだな!依子は?」
「私はそうね...
年上で包容力があって優しくて
家事が出来なくても俺がするからいいよって
言ってくれる大人の男」
「俺と正反対だな」
「そうね。」
そんな都合の良い男いるわけないと
大地はムスッとした顔で酎ハイを一気に飲み干す。