雨空の下、笑い嘆いて。
恋愛(キケン・ダーク・不良)
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空佳くらり/著
- 作品番号
- 1696814
- 最終更新
- 2023/06/28
- 総文字数
- 772
- ページ数
- 3ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 70
- いいね数
- 0
……どうして、
どうして、神様は。
:
*
笑えなくても、わからなくても、
ずっとずっと、
このまま続いていくんだって思ってた。
きっと明日も、ずっとその先も、
生きて一緒にいられるって思ってた。
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‐ Riri ‐
莉々
×
‐ Rei -
嶺
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復讐を、しようと思った。
私の家族を傷つけたやつを、許さないと思った。
———思った、はずだった。
「初めまして、俺のお姫様」
それがきっと、転換期。
:
*
『……知ってたんだ、最初から
キミが俺を、恨んでいるってことだって、』
悔しいんだ、感情が揺さぶられるくらいに、
心が、燃えるくらいに。
(キミが笑うと、もう)
諦めたくなくなって、
希望を持ってしまうから。
——— 雨空の下、笑い嘆くキミを、
(決してもう二度と、一人では泣かせない)
:
*
壊れるのだって、
崩れてしまうのだって、
狂ってしまうのだって、
そんなものはとっくのとうに、知っていた。
:
*
「( 今日もこの夜に、絶望の雨が降る )」
表紙公開*R5.5.2
執筆開始*今ある作品が二つ完結したら
- あらすじ
- 壊れるのも、狂っているのも、全部全部、君のせいだから。
だったら、復讐なんて、できなくなっちゃうじゃないか。
『笑えなくても、わからなくても、愛せるように.』