その日はそのまま家に帰った。


それから少したち、委員決めが始まった。


「清何かやるか?」


「いやぁ、何でもいいかなぁ……やりたい人がいなかったら、それに入るし」

「雷斗は?」

「俺は……」


そう言いながら、後ろの川澄のことを考えた。

アイツは何に入るんだろうか……。

……出来れば、一緒にしたい……。

って、何考えてんだ俺は。

入学式の時に、一方的に言っただけなのに……。


「お前……」


清が俺を見ながら、ニヤニヤしていた。


「何だよ」

「いや、別に〜」