「何のことですか?」
「殿下の気持ちを知っているんでしょう?」
「何のことですか? 殿下は友人と仰いましたよ? 私にはエミリオ様がいますもの」
「そうですね。ルーには私がいますから浮気はしないで下さい。心臓が何個あっても足りませんから」
「私が浮気をしないようにしっかりと捕まえていて下さいね。エミリオ様こそ浮気をしたら、」
「それはあり得ません。契約しますか?」
「……結構です! 意地悪ですね!」
ふんと背を向けるルーナ。
「それくらい余裕ができたと言う事ですよ。世界中でルーのことを一番愛しているのは私ですからね」
************************************************
これで最終回も含めて【完】となります。最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
「殿下の気持ちを知っているんでしょう?」
「何のことですか? 殿下は友人と仰いましたよ? 私にはエミリオ様がいますもの」
「そうですね。ルーには私がいますから浮気はしないで下さい。心臓が何個あっても足りませんから」
「私が浮気をしないようにしっかりと捕まえていて下さいね。エミリオ様こそ浮気をしたら、」
「それはあり得ません。契約しますか?」
「……結構です! 意地悪ですね!」
ふんと背を向けるルーナ。
「それくらい余裕ができたと言う事ですよ。世界中でルーのことを一番愛しているのは私ですからね」
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