「危な、!」

白髪くんが私の手を引いた。が、重力に逆らえずに2人で後ろに尻もちをつくようにして倒れた。

「いたた、、、」

「叶恋ちゃん、谷江くん、大丈夫!?」

慌てた愛玖が駆け寄ってきた。

「私は全然、、、。
谷江、くん?ありがとう、助けようとしてくれて。」

そう言って傍で座り込んでいる白髪くんもとい谷江くんに声をかけると、

「別に、」

そう言って私がさっきまで座っていた席に座ってしまった。

あれ、なんか怒ってる、、、!?