「ねー、りいさー」
「何!?」
「今度さ、メイク教えてね」
「なーに色気付いてんの!あんたには早い!」
「そんなことないよ、私も可愛くなりたい!」
「あーもう、うるさい!てか早くしないとほんとに授業始まるってば!」
バタバタと廊下を走っていく私達を、すれ違った先生が「走るな!」って怒った。
「早く早く!」
私を引っ張るりいさの手。
ハニかんだ笑顔。
沢山の友達。
ここにはもう、私の地獄は無い。
生きようね。
明日も明後日も。
何年経っても、私はこの場所を思い出せる。
来世なんかじゃない。
みんなと繋いだ、今を。
「何!?」
「今度さ、メイク教えてね」
「なーに色気付いてんの!あんたには早い!」
「そんなことないよ、私も可愛くなりたい!」
「あーもう、うるさい!てか早くしないとほんとに授業始まるってば!」
バタバタと廊下を走っていく私達を、すれ違った先生が「走るな!」って怒った。
「早く早く!」
私を引っ張るりいさの手。
ハニかんだ笑顔。
沢山の友達。
ここにはもう、私の地獄は無い。
生きようね。
明日も明後日も。
何年経っても、私はこの場所を思い出せる。
来世なんかじゃない。
みんなと繋いだ、今を。