そんなことを考えて歩いているとー…。



ーーーーードンッ………



ちっ・・・
なんだよ。


俺の中のついさっきまでの
ヤリの気分が泡のようにきえさった。




「わっ……ととごめんなさい!!」


そして声がするほうへと視線を下ろした。

マンガせよく
ありそうなワンシーンと言えるほどに
派手にこけている地味系な女がいた。


いや・・地味ではないと思う・・・。

俺が今まで、遊んだ女が派手すぎたくらいだ。