「は?」
「私なんて食べても、
ちっとも美味しくなんかないよッ!!」

私はカバンで精一杯顔をかくした。
すると……

「プッ……」

……え…………………?!

「な、なによっ!
笑って油断させて食べようとなんてずるいッ!!」

「食べねぇよっ~愛香サンは本気で信じてた??
~ぷっ ありえねぇマジで信じるとか子犬かよ!」

………子犬って………

だって真剣な顔して食べるぞとか言うからっ!!

もう知らないしっ!!