「もちろん、咲の可愛い顔を見たいってこと。わかってると思うけど、俺の前でしか見せない咲の顔がたくさん見たい」 そう言って颯斗は、あたしの髪にちゅっと短いキスをした。 「うっ……」 もう、恥ずかしすぎる。 だから話題を変えようと、勉強の話をすることにした。 「もうすぐ期末テストだから、勉強しようよ」 そう言って起き上がったのだけど、そういえばここって、颯斗のベッドの上だっけ?