一ヶ月後。

色々と準備を終わらせて、今日から蒼士と一緒に住むことになった。

「んー!荷物の整理終わったー!」

時計を見ると、18時を指していた。

「詩穂、ご飯にしよーぜ」

「うん!」

「一緒に作っていい?詩穂の料理のレシピ教えてほしい」

「もちろん」

私はエプロンをつけながら、そう答えた。