コンコンッ

「入るでぇ~。」

自分の部屋やのにノックしやなあかんのって、めっさ変な感じ~。


「はい。」



ガチャ



「どーや?具合は。」

ベットから起きた高林は、さっきより顔色がえぇようや。


「よーなってきた。おおきに。」

「おー。そんでやけど、飲みもん持ってきたでぇ。」

「ごめんなぁ。うちんち、はいれへんだん?」

「かばんをなぁ、学校へ忘れてきてん。」

「あはははは!あほやなぁ。」

「おまえにあほてゆわれたないわ!全く、、、驚いたで?急に倒れるんやさかい。」


高林は力なく笑った。

「この頃悩みがありまして・・・。」



「なんや?」



「・・・秘密。」








「あっそ。」