「ただいまぁ。」

「早いなぁ!って、沙歩ちゃんどーしたん!?」

台所からでてきたおかんは驚きのあまりも持っとったおたまを落とした。



「熱でてんねん。んで、さっき高林んち行っとったんやけど、誰も居らんさかい、こっちはこんだんや。」


靴を脱いであがると、リビングのソファに高林を寝かせた。


「あれまぁ、、、可哀想にぃ。ソファやったらえらいやろで、悠里、あんたのベット寝かしたりぃ!」

「はぁ!?俺の部屋グチャグチャやからあかんっ。」

「どこがグチャグチャやのぉ!あんたんとこはいっつも綺麗やっお母ぁちゃん知っとるんやでぇ。」

「入っとんのかい!!まぁえぇわ。ほな、湯沸かしといて。温かいもんつくるさかい。」



よっと!



階段を上がり、俺の部屋に行く。





「んにゃ?」

ベットの上に降ろすと高林が起きた。


「ちょっと寝ときぃ。温かいもんつくってくるわ。」

「ん。」

返事しとるから大丈夫やんな?



高林を残して、リビングにもどる。



「沸いとんでぇ!何つくるか知らんけど、気をつけてなぁ!」


「おう。まかしとけ!」


体が温まるものといえば、ハチミツレモンやろっ

ってことでつくります☆