「ほいじゃ、自己紹介からするかぁ。俺はこの3組の担任をする、森本 和汰っちゅーヤツや。一年間よろしゅーに。」

俺らの担任はこの森もっちゃんになった。歳は20代後半やな?


「ここの入学式は、放送で行われるさかい、ちゃんと聴ぃとるように!」

時計の針が9時を指したとき、一斉に校内放送が流れた。

「おはようごさいます。一年生の諸君。今日から・・・・・・・



な、なげぇ(汗)

普通40分も話さんで・・・



「では、これからの君たちの活躍を期待している。」


やっと終わったわぁ。妙に共通語やし。




「え~では、学級役員を決めたいと思う!まず、室長からや。誰かおらんか?」

直樹が手を挙げる。

「お!やってくれるんか?」

「ちゃう!俺やのぅて、中瀬君がえぇと思う!」


何!?

「こらチョー待て!!なに推薦してんねんっ!!!そんなんやったら、俺、橘君を推薦するわっ!」

「あかんでぇ!そんなん許しまへぇん。」

「なんでやねん!!!」

「な~か~せ!そら、な~か~せ!みんないっしょにぃ!」

直樹が手をたたき出した。

「な~か~せ!ゆ~う~り!ほれ!」


「「「な~か~せ!な~か~せ!」」」

なんか、コール始まったぁ!!!!!

「っちょ!」

「「「「「な~か~せ!!な~か~せ!!」」」」」

くわぁぁぁぁぁ!!!
なんやこの団結力はぁぁぁぁ!!!

えぇい!こうなったら・・・!!!