「ここ、僕ん家だからね。 逆になんでお前が瑠花と一緒にいるの? ねぇ、瑠花?なんで?」


あぁ、瞳孔が開いてるよ…やめてえぇぇ!



「え、えっと……その、スーパーの帰り男の人に連れてかれそうになって。 近くにいた蓮くんが助けてくれたの……で、そのまま送ってくれました」


と俯きながら言うとガバッと抱きつかれた…理斗だ。



「大丈夫だった?僕が一緒に行けてたらよかったね。
……中入ろう」



理斗が私の手を引いてマンションに入ろうとしたところ、

蓮くんに逆の手をつかまれた。



「いやいやちょっと待て。なんで?」


という蓮くん。その疑問ご最もです……



「なんでって一緒に住んでるから」


……とても簡潔な理斗くん。


もっと違う説明の仕方あったでしょー!?