夏休みが終わった。
いつもより忙しい夏だったのに、1番楽しい夏だった。
今日から新学期。
久しぶりに半袖のセーラー服に袖を通す。
(そういえば…)
鏡を見ながら、スカートを少しおってみる。
これはナナミがやっているのを見たことがある。
短くなるスカートを見て、少し恥ずかしさもあるがなんだか胸が高鳴った。
制服を着崩したことなんて無かったから、お手伝いさんたちが驚いて色々言っていたけど、そんなことはお構い無しに私は走っていつもの場所へと向かった。
「ナナミ!」
「ニカ!」
いつもの場所、いつもの時間。
ナナミは先に待っていた。
「おはよっ!」
「おはよう!」
この笑顔を見た瞬間、本当は手を繋ぎたいけれど我慢。
私たちの関係は周囲にバレてはいけない。
「スカート、」
「気づいた?」
「いいじゃん」
「でしょ?」
即座に変化に気づいてくれることが嬉しい。
嬉しくなった私は少しスキップするように歩く。
「パンツ、見えるよ」
「あっ。そっか。」
なんだか急に恥ずかしくなり、とぼとぼと歩いた。
周囲の視線が突き刺さる。
それくらい久しぶりの学校が楽しみで楽しみで仕方がなかったんだ。
いつもより忙しい夏だったのに、1番楽しい夏だった。
今日から新学期。
久しぶりに半袖のセーラー服に袖を通す。
(そういえば…)
鏡を見ながら、スカートを少しおってみる。
これはナナミがやっているのを見たことがある。
短くなるスカートを見て、少し恥ずかしさもあるがなんだか胸が高鳴った。
制服を着崩したことなんて無かったから、お手伝いさんたちが驚いて色々言っていたけど、そんなことはお構い無しに私は走っていつもの場所へと向かった。
「ナナミ!」
「ニカ!」
いつもの場所、いつもの時間。
ナナミは先に待っていた。
「おはよっ!」
「おはよう!」
この笑顔を見た瞬間、本当は手を繋ぎたいけれど我慢。
私たちの関係は周囲にバレてはいけない。
「スカート、」
「気づいた?」
「いいじゃん」
「でしょ?」
即座に変化に気づいてくれることが嬉しい。
嬉しくなった私は少しスキップするように歩く。
「パンツ、見えるよ」
「あっ。そっか。」
なんだか急に恥ずかしくなり、とぼとぼと歩いた。
周囲の視線が突き刺さる。
それくらい久しぶりの学校が楽しみで楽しみで仕方がなかったんだ。