「こんなに可愛いの、着れないよ」
ナナミはそう言って自前のTシャツを着ようとするけど、私はその手をパシっと抑える。
ナナミは私の顔を見ると『仕方ないなぁ…』と言いながらワンピースを受け取った。
とかいいつつ、ワンピースを身に纏うと少しテンションが上がったのかいつもとは違う乙女な表情をしていた。
表情が少し柔らかくなったというか、ホワイトカラーが似合いすぎてどこかのお姫様に見えてしまった。
私も持ってきていたワンピースに着替える。
「え、お揃いなの!?」
「お揃い、やってみたかったの」
白いパフスリーブの袖になっているティアードのワンピース。
形は少し違うけど、兄弟や歳の近い親戚はいなかったから"お揃い"に憧れていた。
私を見て、ナナミは頬をあからめる。
いつからそんなに照れ屋さんになったのか。
そんな様子は、本当にプリンセスみたいだった。
その後もテーマパークの中をまわったり、アトラクションを乗ったりして楽しんだ。
耳がお花で埋めつくされたうさぎの耳のカチューシャをつけて、まるで夢のような時間だった。
ナナミのこともたくさん知れた気がする。
絶叫系アトラクションが好きみたい。今日乗ったアトラクションのほとんどが絶叫系だった。
あと、辛いものが苦手。それなに期間限定だからといって辛いポップコーンを買って食べて、結局残りは私が食べるっていうね。
ナナミはそう言って自前のTシャツを着ようとするけど、私はその手をパシっと抑える。
ナナミは私の顔を見ると『仕方ないなぁ…』と言いながらワンピースを受け取った。
とかいいつつ、ワンピースを身に纏うと少しテンションが上がったのかいつもとは違う乙女な表情をしていた。
表情が少し柔らかくなったというか、ホワイトカラーが似合いすぎてどこかのお姫様に見えてしまった。
私も持ってきていたワンピースに着替える。
「え、お揃いなの!?」
「お揃い、やってみたかったの」
白いパフスリーブの袖になっているティアードのワンピース。
形は少し違うけど、兄弟や歳の近い親戚はいなかったから"お揃い"に憧れていた。
私を見て、ナナミは頬をあからめる。
いつからそんなに照れ屋さんになったのか。
そんな様子は、本当にプリンセスみたいだった。
その後もテーマパークの中をまわったり、アトラクションを乗ったりして楽しんだ。
耳がお花で埋めつくされたうさぎの耳のカチューシャをつけて、まるで夢のような時間だった。
ナナミのこともたくさん知れた気がする。
絶叫系アトラクションが好きみたい。今日乗ったアトラクションのほとんどが絶叫系だった。
あと、辛いものが苦手。それなに期間限定だからといって辛いポップコーンを買って食べて、結局残りは私が食べるっていうね。