私は1人着替えをする。
スタッフルームが静かなので、少し落ち着く。
急にどっと疲れを感じ、少し座りながらゆっくりめに着替えた。
重い体を起こし、立ち上がり着替え室を出る。
「ニカーー!!」
パンッ!!!
「お誕生日おめでとう。」
一瞬、目の前で起きたことに動揺する。
ナナミ…がいる
何でいるんだろう。
ナナミの周りには、お店にいたはずのパートの人達、そしてケンさんもいた。
「誕生日お祝いしようと思って!」
「おめでとう、ニカちゃん」
「ニカちゃん、お誕生日おめでとう」
「お誕生日おめでとう」
みんなが、私の誕生日を祝ってくれている…?
「ケーキ作ってきたんだー」
目の前の机の上に、丸いショートケーキが置かれる。
「ニカ、甘いもの好きだよね?中にもね、苺たくさん入ってるんだ!」
『ニカ17さい おたんじょうびおめでとう』と不器用な字で書いてあるチョコレートのプレートがのった、ナナミが作ったケーキ。
今まで誕生日の時に出てきたケーキとは全然大きさも、クオリティも違うのに、
「ありがとう。…とても嬉しい。」
私は何度涙を流すんだ。
「よしよーし!ほら、みなさん仕事に戻って!乙女の泣き顔見ちゃダメー!!」
ナナミは私にティッシュを渡しながら、従業員をお店に戻るよう呼びかける。
スタッフルームが静かなので、少し落ち着く。
急にどっと疲れを感じ、少し座りながらゆっくりめに着替えた。
重い体を起こし、立ち上がり着替え室を出る。
「ニカーー!!」
パンッ!!!
「お誕生日おめでとう。」
一瞬、目の前で起きたことに動揺する。
ナナミ…がいる
何でいるんだろう。
ナナミの周りには、お店にいたはずのパートの人達、そしてケンさんもいた。
「誕生日お祝いしようと思って!」
「おめでとう、ニカちゃん」
「ニカちゃん、お誕生日おめでとう」
「お誕生日おめでとう」
みんなが、私の誕生日を祝ってくれている…?
「ケーキ作ってきたんだー」
目の前の机の上に、丸いショートケーキが置かれる。
「ニカ、甘いもの好きだよね?中にもね、苺たくさん入ってるんだ!」
『ニカ17さい おたんじょうびおめでとう』と不器用な字で書いてあるチョコレートのプレートがのった、ナナミが作ったケーキ。
今まで誕生日の時に出てきたケーキとは全然大きさも、クオリティも違うのに、
「ありがとう。…とても嬉しい。」
私は何度涙を流すんだ。
「よしよーし!ほら、みなさん仕事に戻って!乙女の泣き顔見ちゃダメー!!」
ナナミは私にティッシュを渡しながら、従業員をお店に戻るよう呼びかける。