「私の方が年上なんだけど!」


私は弓波くんの手を振り払おうとしたがびくともしない。


「今日も白咲先輩は世界一可愛いです」

「子供扱いしないで!」

「だって、先輩が可愛すぎるのがいけないんですよ?」

「恥ずかしい!」

「恥ずかしがってても可愛いです。早く僕のこと好きになって下さい」

「可愛くないし・・・」