『おう!こういうのはデカい声で歌ってた方が気持ちいいしっ!』
俺は拳を握り、突き出す。
『うんこうんこ〜!』
と言って頷く藤村さき。
『汚ねぇよっ!!!』
すかさず俺の前にいる山口が
斜め後ろを振り返り彼女を叩く。
『痛っ!!!
今日の夜、どうせたかちゃんものぞきに行くつもりだったんでしょう?
友理奈に言っちゃうぞ〜!』
友理奈とは山口の彼女の事で
藤村さきは意地悪そうな笑顔をして山口に言う。
『言っちゃうぞ〜!』
俺も彼女の真似をして山口に言った。
俺たちは笑い合った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…