そう思いながらもなかなか足が進まない。 その時、先生の田中が 『早くバスに乗れ〜!』 と大声で叫び、まだ乗っていない周囲の生徒たちが 自分のクラスのバスに乗り込む。 藤村さきに話しをかける事が出来なかった俺も 1番手前側にある1組のバスに乗り込もうとした。