私は先輩とお揃いのものなんて何も持ってない。






「でもお揃いのネックレスを着けてるのに気づかないなんて。本当馬鹿を通り越して間抜け。」






「言うこと厳しいな。一応親友なんでしょ?」







この場を離れられなくて自然と聞きたくない会話が次々と耳に入ってくる。






「まさか!琴菜が一方的に言ってるだけで私から言ったことなんて1回も無いよ!」