「急にそんなこと言われても、何も出ないぞ〜」







「えぇ〜俺今日は誕生日なんだけど?」







「じゃあ……」





チュッ






「特別に」






「ありがとう」






結が優馬先輩の唇に軽くキスをした。







嘘だって誰か言って……。







「それにしても、今日の琴菜の顔見た?騙されすぎてて笑いを堪えるの大変だったんだけど」