――――ソラside 辺り一面に人が倒れている。そのど真ん中に居るのは私が守るべき存在。水瀬組の若頭の水瀬綾人。 「気は済みましたか?」 「あぁー少しはな」 胸糞悪い写真と映像を長い時間見ていたせいか、ストレスが溜まっているのだろう。 「あいつがこの状況を見たら……なんて言うんだろうな」