「ソラ、後のことは頼んだ」 「はい、若」 急いで向かおう。1人で悲しんでいる俺のお気に入りの元へ。 ―――― 「呆気なかったなぁ」 屋上から校庭を眺めて、何も考えずボッーとしていた。 ガチャ タン、タン、タン 足音が私の隣で止んだ。