「琴菜が誰かの揚げ足取るようなマネするわけないだろ。長い間琴菜と居てそんなことも分からないとか、お前ら本当に親友と彼氏か?馬鹿以外の言葉が見つからないだろ」







「なんなの……こいつ」
「先輩もう帰ろう。この人と話してると私まで一緒に入院しそう」







「そうだね。早く出よう」







私に挨拶も無く帰って行った。







「なんか……とてもいい時間を過ごした気がする」