『本当に、そっくりな親子よねぇ…』

と、お義母さんが朗らかに笑っていた。

「その後、手の甲にキスするのも全く一緒だったって」

「っ、そんなの思い出さなくてもいいよ…」

晴人さんの耳は真っ赤だ。


「もう一度、ここで誓いませんか?」

依里の腰に手を回して抱き着いていた晴人は顔を上げ、真剣な表情で誓いをたてる。