｢あっやっぱり海零ちゃん真宙のこと知ってる感じ？｣

｢あっいえ前私が助けていただいた事があってそれだけです｣

｢ふ〜ん｣

東雲さんに怪しい目で見られるが本当にそれだけなので言い返すことも出来ない

｢ねぇ君だれ？｣

ソファに座って読書をしていた男の子が私に質問した

｢あぁ紹介するよ七瀬 海零ちゃんだよ｣

｢海零ちゃんにも1人1人紹介するね！｣

私が困っているのを東雲さんは気づいて助けてくれた有難い

｢まず海零ちゃんに声をかけて読書をしているのが浅風 海(Asakaze Kai)そしてあそこにいるお菓子を食べている女が漣 絢音(Sazanami Ayane)ねそして1番奥にいるのが皇 真宙だよ｣

皇 真宙、あの日聞けなくて分からなかった名前が今日分かった

無意識にじっと真宙の事を見てしまっていたら不意に真宙と目があった

ドキッ

何故だか分からないけど真宙と目があうとドキドキしてしまう