「はい、ついたよ」

「うわぁ大きい建物」

連れてかれたとこは倉庫だった

ちなみにバイクから降りる時も東雲さんが抱っこして降ろしてくれた、恥ずかしい

「じゃあ早速中に入ろっか」

重そうな扉を開けると色んな人が居て全員こっちを向いてきた

「東雲さんこんにちはぁぁぁぁぁ!」

ビクッ

急な大声に圧倒された私は思わず怖くなって東雲さんの後ろに隠れ服の裾を持ってしまった

「怖がらなくて大丈夫だよ笑はい、みんなこんにちは」

「他のメンバー達は上にいる?」

「はい!颯さんと愛騎さん意外は揃ってます!」

「教えてくれてありがと、じゃあ海零ちゃん行こっか」

「えっあっはい!」

呆気にとられてぼうっとしていた私は東雲さんの言葉にハッとし置いて行かれないように急いだ

ガチャ

東雲さんが2階のドアを開けてくれて中を見る

「あっ」

そこには前助けてくれて怪我の治療をした彼か居た